ダメ人間脱出計画

当初の予定では18時発
だけど所用が出来て22時半前

行く前に「みよしの」にてエネルギー補給を済ませた我々
豊浦の礼文漁港に向かいます

中山峠はもの凄い雪
雪の無かった札幌市内からは想像もできないほど


久しぶりに雪道運転をしたジョー

「肩が凝る」
そんな理由でいつもは寄らない峠頂上のパーキングへ

トイレには用事ありません
あくまで休憩が目的

さぁ出発しましょうか、と車を走らせると…
あれ？出口は…？

雪に埋もれ出口が無い
出口までの道も無い

事故に気をつけ入口から出る


時期が時期だけに、まめな除雪は無いようだ


道はこんな感じ



道無き道を行くのも怖いが、雪がサラッと積もった道路も嫌


あの雪道なのにあとから車に追い越される
みんな性能いいスタッドレス装着してんなぁ〜

雪道は峠のみ
なので予想よりも早く到着

寒さに備え厚着をするも想像より風が無い
正直寒さは全く感じない


今回は投げ釣りもやる
ジョーが先日いい思いをしたからね
「餌にかなうものは無い」なんて豪語してましたから

餌を付けるのに手を露出
いや〜、やっぱり寒いわ

手を洗う
…死んじゃいそう
臭いし…


んで、そっちは鈴付けて放置
ルアーでの釣りに集中

小さな当たりはあるものの期待薄
参りました…

ちょこちょこ場所変えてトライすること1時間半

「ん？あら、やっちまった」
先日も同じような場所で大きな死んだ昆布を釣り上げてます
重さでしなった竿先に不安を感じつつも引き上げてみると…

「バシャバシャ」
暗闇で何も見えない中、水面で暴れる音が聞こえる

ゴミか何かだと油断していて点けてなかったヘッドライトを慌てて照らす

ん？
なんだ？

両腕を大きく広げ「早く釣り上げてぇ〜」と申しているのはカジカちゃんでした

ジョーを呼んでタモ入れをお願いする

この短い釣り人生で初のカジカゲット


暴れる魚でも無いので、釣った感触ってのはあまりいいものではない
あれならアブとかソイのほうが楽しい
でも…嬉しい


それから二時間ほど経過
あれは奇跡の一発だったのか…と思い始めたころにジョーの竿にヒット
立て続けにカジカを三本ほどあげる


朝方
あたりは寒さを増します
どこまでが吐いたタバコの煙か判断できないほどの白い息
冷たい風が頬を刺す

もう帰ろうかとしたところでカジカ追加
二人で一匹ずつ

明るくなったので集合写真


ここで止めます


帰りは僕の運転
中山峠、頂上付近までは昨夜と同じ感じの路面
ただ下りに入ると…

雪はあるが融けた状態
油断できませんが、グリップはそこそこきく


22日10時半　ジョー家着
さぁ自宅へ帰ろうかと思いますが、ソイが釣りたかったジョーは不完全燃焼
まだまだ行くそうです

苫小牧でアメ狙うか、泊でホッケ狙うか、小樽でマメイカ狙うか…

結果は
「苫小牧は諦め、泊（磯か漁港）でホッケを狙い、帰りに塩谷（小樽）で少しヒラメ狙ってみて、その帰りにマメイカを狙う」
とのこと

寝てない男の発言とは思えないし、寝てない男に対しての発言とも思えない
鬼です


到着は15時過ぎ
ちょっと遅すぎたでしょうか？

駐車場は帰り支度をしている人たちで溢れかえっている
その人たちの手には大量のホッケが…

嫌な予感が脳裏を過ぎるも、とりあえず竿を垂らしてみる

サビキでホッケ4匹程度
ジョーがロックでソイとカジカを釣り上げます

「カジカは飽きた」

ぼやきます


帰り際、サビキでタナを深めにして置きっ放しにしていた竿が大きくしなる
「おっ、鯛か？」
そんなわけありません
30センチはあろうかと思われるタナゴがヒット
予想外の出来事に笑いながらここでの釣り終了


予想はしていましたが、塩谷・勝納はあたりすら無し

疲れ釣行はここで終わりです



ちなみに塩谷でのヒラメ狙いの件
何故そこ？と疑問に思われる方も居ると思います

サーフィンをたしなむジョー
先日塩谷でサーフィンしていたところ、岸でヒラメを踏んだらしい
これは生きた情報です

それからジョーは塩谷で釣りがしてみたくてしょうがなかった模様
まぁ釣れませんでしたが…



追伸
誰かドンコを釣ったあと精神的に立ち直る方法を教えてください
アイツ嫌いです

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